201031日に、韓国教団韓国東中教区の第8PMM宣教師チョン・ヨンウ牧師家族3人が、PMM宣教師としては初めてキルギス共和国での宣教に向かって、インチョン空港を出発しました。(写真1)当日は、北アジア太平洋支部、韓国東中教区、同牧師の教会の人々、また親族等の大勢の見送りがありました。(写真2)権政行牧師の激励がありましたが、チョン・ヨンウ牧師とキム・セチン夫人は常に気丈夫で、笑顔を絶やしませんでした。これからの長い旅路の安全を願って教区長ムン・チヤン牧師がお祈りした後、チョン・ヨンウ牧師家族は出発ゲートへと進みました。(写真3)キルギス共和国は、中央アジア支部に属しており、NSD以外の宣教地です。同国は元ソビエト連邦の一部でした。国土は日本の半分ほどですが、全体の40%が標高3000mを越える山国です。人口はわずか550万人で、日本の北海道の人口とほぼ同じです。首都はビシュケクです。(同牧師家族はインチョン空港からカザフスタン共和国のアルマティ空港に行き、そこで乗り換えてキルギス共和国のビシュケク空港へ到着するのです。)国民の約65%がキルギス人、約14%がウズベク人、12%余がロシア人です。言語はキルギス語が国語で、ロシア語は公用語になっています。宗教はスンニ派イスラム教が75%を占め、キリスト教はロシア正教の20%です。主要産業は農業・畜産業、そして鉱業です。一人当たりのGDP950ドル余で、日本や韓国に比べると非常に貧しい国です。このような宣教地で、1年間の言語研修の後にイエス・キリストの福音を述べ伝えるチョン・ヨンウ牧師家族の上に、神様の豊かなお導きと祝福をお祈りするものです。

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