「私たちは今、立川に来ています」世界2位の経済大国。先進国としての自負心が強い国。 進んでいる科学技術と豊かさとともに生きる人々。 しかし、福音の荒地、日本。今、ゴールデンエンジェルスは、どんな出会いがあるかわからない日本の中心部で福音の賛美を叫んでいます。 東京から1時間以内の距離にあるため、やはり首都圏の中心部といえる立川。 そして立川駅周辺の路地に位置している立川教会での2日目の講演会を無事に終えました。 今回の集会は特別に日本の首都、東京を拠点に中国人宣教のためがんばっているユ・チャンプー(台湾教団所属PMM)牧師を助けるため、主に中国、台湾、マレーシアを含む中国語圏の求道者をターゲットとして講演会をしています。 日本という見知らぬ土地で日本とは関係ない、それぞれが違う言語を使い、違う文化と異国で暮らす人々が集まり、講演会をする少し不思議な集会です。当然、お話と賛美は主に中国語で進行し、主なプログラムが終わったあとの交わりの時間でも、大部分の会話は中国語で行われています。 今回の訪問で、何よりも大切に思ったことは、日本内の中国語圏宣教活動が決して簡単ではないということです。ここの教会員たちは何よりも礼拝を心から捧げられえる教会を持っていないことです。 牧師家族を含め、15名ほどの教会員たちはそれらの本拠地東京の西巣鴨教会(日本人教会)と現在の集会場所である立川教会を安息日の午後の時間に借りて礼拝を捧げていました。(それもやっと一度に2時間ずつだけを使えるように許可をもらったそうです)安息日(土曜日)の午後なら、首都圏内外の幹線道路は自然に渋滞するが、東京から立川まで来ようとしたら、ほぼ2時間以上かかり(往復4時間)牧師家族と教会員たちはこうして自家用車と電車やバスを利用し、一ヶ月に3回の移動で礼拝を捧げているのが実情です。 教会を建築し、建築に必要な献金を集め、世界総会と支部、日本教団からの許可と助けをもらう行政的な順序については、宣教師の私たちが関与する問題ではないとはわかっているが、まるで放浪する遊牧民のように移動し、辛く安息日を守る教会員を見るとき、心は穏やかではなかったです。おまけに、牧師家族を除くと、残りの教会員たちのほとんどが初心者や求道者であり、その難しさを言葉で表すことができません。 しかし、神様がこの人たちと共にいてくださっているので、教会員たちは不満なく、礼拝に出席していることを感謝しました。 今回の講演会は支部から来られたスタンリー・ウン牧師と、ゴールデンエンジェルス、台湾から志願して来られた6名の奉仕者たちと共に、PMMの講演会としては超大型規模の講演会ですが、今日も10名をこえるくらいの求道者が出席しました。 日本では、これも中国語圏の求道者を集めることは海辺から真珠を探すほど難しいことです。  このように難しい状況ですが、与えられた状況で最善を尽くすそうです。 神様が送ってくださった尊い魂たち(たとえ少数であっても)のために賛美するとき、ゴールデンエンジェルスが先のアメリカでの青少年キャンポリーで3万5千人の前で歌った賛美と同じ想いと同じ姿勢で賛美したいと思います。 まだ礼拝をする教会もなく、教会員も多くはないが、神様が明らかなここでの深い計画で、すでに多くのことを準備されていることを信じます。 私たちの口から流れ出る賛美の歌詞、一言、一言が求道者たちの心を開き、教会員たちに癒しがあるよう、牧師家族に宣教の情熱をもう一度決意する賛美となるよう、祈ります。