今はすでに深夜12時を過ぎた時間・・・

誰かが質問しなくても、十分に疲れているが、大阪での最後の日を無事に終え、文章を書いています。

今日は午前中に一時間、午後に一時間、夕方に一時間、このように3回の音楽礼拝のプログラムを持ちました。

午前中には安息日学校でのプログラム、2回目は教会員たちのための特別礼拝、そして大阪センター教会でも多くの方々が来られ、教会の席が足りないほど、人々であふれました。

多くの方々が、賛美の感動を共に分かち合い、名残惜しくも別れのあいさつをしました。

プログラムが終わり、夕方には大阪でとても特別な場所に移動しました。

そこは、ホームレス村と呼ばれる町。とても大きな地域(グリ市インチャンドンくらいの大きさ)で、ホームレスたちが集まり、住んでいますが、公園と道端などにダンボールの家を作り、道端で寝、日雇いやゴミを集め生計を立てている人たちだそうです。

そこの中心部に教会がありますが、(別名:ホームレス教会)その教会で音楽礼拝のプログラムを持ちました。

150名ほどのホームレスのほとんどが、礼拝が終わったあとに配るおじや一杯を期待して教会に来ます。

メンバーたちともグォン・ジョンヘン牧師、そしてパク・チョルハン牧師(大阪東部教会担当)、キム・スンギ牧師(大阪韓国人教会担当)が同行しましたが、入った瞬間から、慣れない悪臭に我慢しがたかったですが、そんな素振りを見せないように入りました。

賛美が始まり・・・歌いながら座っているその人たちのまなざしを1人、1人追って見た時、私たちは彼らの目から失くした希望、挫折感、悲しみ、孤独などを感じました。

しかし、賛美が終わるたびに、大きな拍手と共に、歓声をあげてくれて、思いもよらなかったことに、私もわからないうちに、彼らをあわれな目で見ていたという想いで、申し訳なくもあり、同情の想いがこみ上げ、会社の職員であったかもしれないと、色々な想いが頭をよぎりました。

彼らにとって希望とはどんなことなのか・・・一時間のメッセージと賛美が彼らにとって、新しい希望と力になるってくれたか・・・と悩んでいるうちに礼拝が終わってしまいました。

礼拝が終わってすぐ、お腹が空いてきましたが、一度の食事が彼らには、希望であり、その日の夢であったようでした。

時には、とても小さな親切と、とても簡単なよい行いが、誰かにとっては、希望であり、夢になることもあります。

ゴールデンエンジェルスの賛美は、彼らを見るとき、ただ歌を歌うこと、ただよい行いをするというのではなく、彼らに希望と夢を見せられる活動にならなければいけないと考えてみました。

この文を読まれるすべての方が、希望を伝える一人一人になるように祈り、大阪での最後の報告を終わります。