ァンスリン(黄淑琳)

台湾・(タイドン)教会 PMM第3陣 全材松(ジョン ジェソン)牧師

 

本当に絶妙なタイミングだった。私はタイドンにある長老教会の信者で、熱心に出席していた。しかしそこの牧師が転任していった。その間にセブンスデー・アドベンチスト教会を知ることになった。

暑さが始まる20066月のある日、私は娘と一緒にマクドナルドで暑さを避けて休んでいた。ひとりの青年がトラクトを私たちに渡した。(後に知ったが、その青年は信仰があまり深くないそうだ。神様の導きは不思議だと思う。)トラクトには、特別に韓国から来られる講師(漢方医師ハム・テギョン長老)による健康講演会が紹介されていた。興味を引かれる内容だった。長老教会の後任牧師がしばらくの間来なかったので、神様の御言葉に渇いていたところだった。また台北の大学に通っていた長女が不眠症のせいで学校を止め、家に戻っていて心が重かった。

翌朝私は略図を見て簡単に教会を探すことができた。それがセブンスデー・アドベンチスト教会との出会いの始まりだった。教会は韓国の方々でいっぱいだった。講師の方、教会牧師と奥様、伝道チーム、ゴールデン・エンジェルス音楽チーム、ほとんどが韓国からこられた方々だった。お話と講義などすべてに私は深く感動した。ゴールデン・エンジェルスの賛美歌は、真に久しぶりに平安のプレゼントを与えてくれた。慣れない気持で座っていた私に優しくしてくれた方々、心をこめて健康マッサージをしてくれた方々を忘れられない。私は、神様がこの教会と共におられるという感じを強く受けた。

2006629日、イエス様がヨダン川で洗礼者ヨハネからバプテスマを受けられたように、水に浸るバプテスマを娘ペイシンと共に授けられた。その瞬間、新しい命の希望で心が安らかになり、神様の高き愛がより一層近く感じられた。(今になって知ったが、私がタイドン教会の最初のバプテスマとなった。) その後の聖書研究、教会生活、教会奉仕、すべての活動が新しく楽しい。娘の病状もだいぶ良くなり、大学試験をまた受けて、良い成績でタイドンにある師範大学に通っている。神様の祝福が、私に恵みと愛を伝えてくれたすべての人々と共にありますように。