2009年6月27日の安息日に、韓国三育大学教会で「フォロー・ザ・バイブル」支部間継承式が挙行された。「フォロー・ザ・バイブル」とは、セブンスデー・アドベンチスト教会は聖書に基づく教会であり、その信徒は「聖書の民」と言われてきたが、再度、原点に立ち返り、「聖書に従おう!」という当教会の世界的取り組みである。来年の米国のジョージア州アトランタでの世界総会まで、66ヶ国の言語で書かれた特製の聖書が、昨年の10月から世界中を駆け巡っているのである。この安息日まで北アジア太平洋支部内を巡回していたが、翌日からは中央アジア支部へ移動するので、そのために同支部からアルトロ・ステレ支部総理が来韓し、その聖書を受け取ったのである。当日のプログラムは、まず安息日学校で13回分の安息日学校暗唱聖句がなされ、14人が見事に唱和した。礼拝の時間には、アルトロ・ステレ牧師が、特に大学教会を考慮して、若い人々に対して人生の成功の3つの秘訣を使徒行伝14章1-3節から力強く英語で説教した。その3つとは、「決してあきらめない」「確信をもって大胆である」「神の奇跡と介入を期待する」であった。通訳は、権政行牧師であった。その後、北アジア太平洋支部総理の李在竜牧師が「フォロー・ザ・バイブル」の意義を説明した。そして、世界中を旅している大型聖書(約15キロ)の継承式が行われた。この記念礼拝に出席した人々は、改めて聖書に従う人生を送ろうと決心したに違いない。

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