2008年1月中旬に、日本教団主催の全国牧師会が東京都にある教団立川事務所で開催されました。その時には、日本へのPMM宣教師第一陣から五陣までも参加しました。そして、朝礼拝で松本開拓伝道の朴鐘壽牧師の説教の前に特別讃美歌を捧げました。(写真1) さて、牧師会の後に、NSD世界宣教部長・権政行牧師と韓国教団引退牧師・権萬福牧師を特別講師に招いて、PMM宣教師研修会が同所にて引き続き行われました。その折に、日本のPMMサポーターとして知られる鈴木重張・引退牧師と小夜子夫人が他の二人の引退教役者と共に特別参加しました。(写真2) そして、鈴木小夜子夫人が、「主よ感謝します」と題する詩を朗読されたのです。(写真3) その詩を権政行牧師が保存していましたので、ここに掲載します。PMM宣教師家族の方々は、皆さんの働きに対して、このような感激と感謝をしている人々がいることを覚えて、今後とも日本伝道に奮闘していただきたいと心から願うものです。 

「主よ感謝します」    鈴木小夜子

主よ、感謝します
この国の宣教への使命感の足りなさを悔いる
わたしたち信徒の思いを
あなたは見過ごしにはされませんでした
あなたは信仰篤いPMMの宣教師家族を
かつては屈辱をも もたらした
この国に送ってくださいました

ある方は
いち早く日本の信徒との深い絆をつくりあげ
ある方は、教会堂を手作りで整えて
若者たちを集めました
ある方は、異国での出産後の危篤状態にも耐え
幼い息子のやまいをも主にゆだねて
明るく前向きに対処されました
となりに住む老人をいたわり
治療食を作って運び
病気の改善を助けました

又、ある夫妻は
時折来日してくれる両親に子供たちの世話を頼み
夫婦で家庭訪問をして開拓伝道に励んで
多くの求道者を得ました

八十近い年令のわたしにとって
孫たちよりも、やや年上の奥様方が
育児と家事の合間に夫の宣教を支え
自分も共に伝道に励まれるその姿に
又、優秀な成績の子供さんたちが
両親の伝道を手伝っているその姿に
わたしは神の力を見ます そして
尊敬と、抱きしめたいほどのいとおしさが
大波のようにわたしに押し寄せてきます

慕いまつる我が主よ
いつも謙遜で明るくやさしい宣教師
そして その家族の中に
キリストが住んでおられることを
わたしは見ます 確かに
わたしはそこに
時が良くても悪くても宣べ伝えよとの
そのみことばの実現を見ます

愛する我が主よ
あなたは、この日本の信徒たちの
苦悩を見過ごしにはされませんでした
あなたの人知をはるかに越えた愛の中で
わたしはあなたをほめたたえます
(2008.1.17.)

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